当社について ABOUT

毎日の始業前にはミーティングを実施し、現場ごとに応じた注意点や動線、危険箇所などの情報を全員で共有しています。作業員だけでなく、船内の関係者も含めた現場全体での連携体制を築くことで、安全かつ効率的な作業を実現しています。また、ダブルチェックの徹底により、確認漏れや判断ミスを未然に防止。急ぐあまりにミスをしてしまうことがないよう、安全管理への意識を高く保ち続けています。

全員が共通認識を持ち、一人ひとりが責任を自覚して行動する。この姿勢を守り、継続的に実践するための仕組みこそが、私たちの現場力を支える確かな土台です。

RORO船という特殊な輸送船は構造が似通っており、作業内容がほとんど変わりません。つまり、作業がマンネリ化しやすいということです。そのため、当社では“慣れ”による油断を防ぐため、常に作業手順の見直しと改善を実施し、流れ作業にならないような工夫を施しています。事故が起きた場合は、その都度原因を分析し、再発防止のためのマニュアルを即時にブラッシュアップ。更新したマニュアルの共有を徹底し、経験の浅い方でもしっかり理解できるように、わかりやすく丁寧な説明を行います。たとえ単調に見える仕事だとしても、常に一定以上のパフォーマンスを維持・向上させようとする意識が、プロフェッショナルとしての誇りにつながっています。

港湾荷役の世界は特殊なため、経験者が少ないのが特徴です。だからこそ、当社では万全な教育体制を整えています。

現場にはベテランスタッフが多数在籍。見習い期間中も作業の流れや注意点を常にフォローし、ミスを責めるのではなく、成長を支える文化が根づいています。「一人前になったら終わり」ではなく、今度は自分が周囲を支える側になるというチーム意識が当たり前に存在。整理整頓や気配りの基本を大切にしながら、誰もが長く働けるクリーンで安心な環境づくりを続けています。